別居から一転
別居を決意し、その条件についても夫とほぼ合意した上で、
義母にも報告をすることにした。
まずは夫と義母だけで話してもらうことにした。
本当は私も行きたかったが、義母の気持ちを考えると、夫とだけ話したいこともあるだろうし、息子から聞きたいだろうと思い、控えた。
夫が何を話したかは分からないが、直後、義母から私に電話があった。
「あなたとも話をしたい」
そう言われたため、すぐに義母の家に行く準備をした。
夫が家に帰って来たため、義母が何を言ったのかを聞くと、
「もう少し2人で話し合いなさいと言われた」と夫は言った。
義母は私たちの別居を受け入れると思っていたので私は驚いた。
その時の気持ちを正直に言っても、嬉しかったのかはよく分からない。
田舎を出る心が決まっていたので、再び頭が真っ白になった。
でも、安心したような気がする。
義母の家に行き、話しをし、夫ともう少しちゃんと話さなければいけないと改めて思った。
正直、夫は私が何を話しても携帯で漫画を読みながらしか応対してくれない状態で、本当に末期であったため、私はもう話すことを諦めていた。
疲れていたのだと思う。
翌朝、夫にも実家には戻らず、もう少し頑張ってみようと思うと言った。
夫も珍しく、携帯から目を逸らして聞いてくれた。
何か月かぶりに夫が私の頭をなでた。
義母に頼らずに解決したかったこの大きな問題は、結局、義母に助けられてしまった。
一生頭が上がらないとは元々思っていたが、足も向けて眠れない。。