反省と必死の説得
翌日はパートだったが、ほとんど記憶がない。
ずっと息苦しく、過呼吸持ちの私は、過呼吸にならないよう、深呼吸を深くしていたことだけは覚えている。
夫に伝えたこと
・未来が見えないと言ったが、それ以前に私たちは未来について十分に話し合ってこなかった。共有できていない未来は見えなくなっても仕方ないのではないか。
これからもっと未来の話をちゃんとして、2人で考えたい。
・私も長い時間を掛けて、夫を失望させてきたのだと思う。だからスグに解決できることではないと思う。信頼を時間を掛けてでも取り戻したい。
夫は、今は自分自身が殻に閉じこもっているから、理解はできるが、自分の気持ちは変わらないと言った。
ヒトの気持ちはロジカルではないと何度も言われた。
それも痛いほど分かる。
なぜ、夫の気持ちが離れる前に気づいてあげられなかったのか、私は家で1人になるたびにずっと泣いていた。
自分に対して怒りがあり、私も夫との未来が見えないことに対して不安になり、ずっと泣いていた。
その日から、会話が重要だと思い、夫には積極的に話しかけた。
「今日の良かったところは?イヤだったところは?」と。
家がキレイなところは良い。イヤなことは特にない。と。
私はパート以外は在宅ワークをしている。
ずっと家に私がいて嫌ではないかと聞くと、それはいいと言ってくれる。
空き家になっている実家も近くにあるのだが、毎日帰ってきて、時間が合えば食事をし、同じベッドで眠ってくれる。
それは夫のやさしさなのだが、それが有難く、そしてツラい。